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はじめに
ファイナンシャルプランナー3級（FP3級）に挑戦しました。
受けようと思った理由は、お金に関する正しい知識を身につけたいと思ったからです。
この記事では、わたしがFP3級に挑戦してみた体験記をお届けします。
FP3級とは？
FP資格は、税金や年金から不動産や資産運用に関することまで、
人生設計に必要なお金の知識を持っていることを示すものです。
3級はFP資格の入り口。
この3級に合格すると、その上にあたる2級の受験資格が得られます。
得られる知識は企業でのスキルアップだけでなく、
自分の生活における資産設計にも役立ちます。
その点では、誰もが目指せる資格といえるでしょう。
試験の方式は？
FP3級試験は、実施している団体が2つあります。
「一般財団法人 金融財政事情研究会（金財）」と
「NPO法人 日本ファイナンシャル・プランナーズ協会（日本FP協会）」です。
両団体とも、学科と実技の2科目で試験が行われます。
学科はどちらも同じ内容ですが、実技は受ける団体によって異なります。
得られる資格に違いはないので、自分に合ったほうを選びましょう。
今回、わたしは日本FP協会の試験を受けました。
そのため、金財で受ける予定の人は他の方の記事も読んでみてください。
学科試験の対策は？
学科試験は、60問選択式（2択または3択）で
正答率が6割以上で合格となります。
基本的な知識を問われる問題が多く、計算などは少ないです。
勉強のポイントは、完璧を目指さないこと！
6割で合格の試験ですので、
参考書を隅から隅まで全部理解する必要はないです。
わたしは、参考書を半分くらい読んだあたり（試験の1か月半前）から過去問演習を始めました。
すると最初は当然、点数が伸びないのですが、
何回もやっていくうちに「できるようになってる！」という自信が出てきます。
そして、それがモチベーションにつながったと感じています。
わたしは「過去問道場」というサイトをフル活用。
このサイトでは空いた時間に問題が解けるので、気負うことなく過去問演習ができます。
また、10年以上前から直前の試験回に至るまでの過去問がそろっているので、
いくらでも新しい問題にチャレンジすることができます。
受験の2週間前からは、参考書はほとんど読まずに過去問道場だけやっていました。
おかげで、試験直前には安定して正答率75%前後を取れるようになりました。
実技の対策は？
実技は20問選択式（3択）です。
個人の資産に関する資料を見て、必要な値を計算する問題が多く出題されます。
実技の問題は、学科で問われることをベースにすれば解けるので、
あまり多くの時間を割く必要はありません。
わたしが初めて実技に手を付けたのは試験の1週間前でした。
対策のポイントとしては、計算に必要な値を取捨選択すること。
資料には、計算には直接関係のない値も多く書かれています。
必要な情報だけを選び取る能力が試されるので、過去問は3回分くらい解いておくといいと思います。
対策方法は学科と同じで、とにかく過去問道場がおすすめ。
過去問道場では、画面上の電卓で計算ができるので、準備するものは何もありません。
CBT方式の試験では、本番も同じように画面上の電卓で計算するので、慣れておくに越したことはないでしょう。
結果は？
結果は、学科が正答率77%程度、実技は85%で無事合格でした。
直前にやった過去問道場とほぼ同じくらいの点数でした。
学科、実技ともに迷う問題が3分の1くらいありましたが、
「6割で合格」と割り切ってさくさく解けたのが良かったです。
挑戦してみて思ったこと
FP3級の資格勉強を通して、一生モノの知識が身につけられたと感じています。
人生のイベントごとに、勉強したノートを見返して知識を役立てたいと思います。
また、自分の生活と結び付けて学べるので、
今まで受けた資格試験の中でも勉強が進めやすいと感じました。
ぜひ皆さんにも、FP3級をスキルアップや自分の生活のために役立ててほしいと思います。
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